カテゴリ:モデル紹介( 2 )

L79

c0236181_6315543.jpg モデル名の(L)はLoutus、ハスの根の蓮根の意味です。7'9"#3/4 4P  このモデルは蓮根の外見の様にフェルールをくびれとして各セクションの中央が膨らんだ形をしています。テーパー上の事なので見た目には解らないのですが、その効果はかなり期待できます。 フェルールとその前後が突っ張って曲がり難いと言う事は、マルチピースロッドでは各セクションの中央がよく曲がる現象が起きる事になります。スローなストレートテーパの S76 ではまさにこの特性を活かして張りとしなやかさを両立させているのですが、「ではセクション中央も突っ張らせたらどうなるのだろうか、ロッドに張りを持たすファクターとして使えないだろうか?」と考えた訳です。 始めのプロトは5ピースでした。
 L79 はセクションの中央を膨らませながら全体をプログレッシブアクションになる様に整えてあります。本流で出番の多い 7'9"としては、独特の張りと軽快さをもったその構造とはうらはらの素直な使いやすいロッドです。  またこのデザインはバンブーでのロング・ライトラインロッドの可能性を広げるのではないかと考えています。
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by kakuhiro-rod | 2013-02-21 06:33 | モデル紹介 | Comments(0)

S76



7'6"#3 4P グリップの中までグッと来るエクストラスローアクション、でも次の瞬間何事も無かったかの様にピタッと止まるテイップ。とてもしなやかなのにしっかりと芯の通ったコシが有る。掛けた魚の感触を最高に楽しめるフレキシビリティー。S76は中空淡竹ロッドの軽さと繊細なしなやかさが4Pの特性とうまくマッチした自信作です。
 3ケ所有るフェルールがロッドの曲がりすぎを抑え、またそれぞれの質量が働くため、厳密に見ればかなり節のある動きをしているにもかかわらず実際まったくスムーズに感じるのは、ちようど野球のピッチヤ―が投球の時、下半身の移動~胴体の体重移動~肩の回転~腕と肘の振りおろし~手首のスナップと、異なる筋力を駆使しているにもかかわらずのびやかでスムーズに見えるのに似ているかもしれません。ピッチングでもフライキャスティングでもボールの行った先やライン先端のフライまで神経を行き渡らせようとする時、無段階な伝達ではなくそれぞれのセクションへの意識とパワーのリレーションと考えた方が実態に近いのではないかと思うのです.淀み無く弧を描くフェルールの無いロッドの曲線は確かに理想的にみえます、しかし実際1Pのロッドはキャスティング時の張り不足が否めません。
 S76は数々の4Pロッドのメリットと淡竹が組み合わさったしっかり芯の通ったコシとそこからはあまりのギヤップに驚くしなやかさを合わせ持つ渓流を楽しみつくす一本です。
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by kakuhiro-rod | 2013-02-13 07:38 | モデル紹介 | Comments(0)