4pロッドのメリット  その1

最大のメリットはその携帯性なのですが、それはまた別の機会に、ここでは肝心のアクシヨンについて。4pロッドには3ケ所のフェルールが有るわけですが、何かとやっかい者にされるこのフェルール、重さであつたり曲がりにくさであつたり、ここではその曲がりにくさについて。 重さについてはこれまた別の機会に。本格的にマルチピースを作り始める前にお客様のオーダーで数本作ったことがあったのですが、それらのロッドに共通した特長が素振りをしたときピタッと止まる、強く振ってテイップがオーバーランしても素早く元にもどろうとする独特の感触を感じました。ロッドはすべて8フィート前後の4/5番だったのですが強くラインを押しだす力と素早く余分な振動を吸収してしまうような想定を超えた出来は強く印しように残っていました。 数年前自分用の4Pロッドを作る機会にその特性をさぐってみようと思い過去のモデルからいくつかのロッドを4Pに置きかえてみました、当然あれやこれや改良点が出てきた訳ですがその辺りは渡渉舎のウエブサイトhttp://www.toshosha.comFLYFISHINGTRIP#3をご覧ください。 そうこうしているあいだに気がついた事のひとつに、一連のキャスティングの流れの中でロッド自体がラインを運ぶのは曲がりから元のまっすぐな状態に戻ろうとする時だけだ、と言う事です、曲がって行くべンディングカーブばかりに目が行っていましたが肝心な所はキャスターが工夫を凝らして曲げたロッドが元のますぐに戻ろうとする時がロッドビルダーから見たキャスティングの実体だと思うよになつたのです。もちろんその後のラインスピ―ドとのバランス、それに伴う追随性もありますが、それはかなりキャスタ―の方が無意識にあるいは意識的にコントロールしているのでは、と思うようになったのです。 4Pロッドのフェルールはロッドを4等分するそれぞれの要所に有る訳で、それがキャスティングの時の曲がりに対して強く元に戻ろうとする力の核になり、ラインを力強く運ぶための大きな源動力になります。 2P,3Pの場合はできるだけ影響を少なくする方向で考えていたフェルールが4Pでは一変、積極的に取り入れたい重要なファクターへとその存在意味を変えてしまうのです。
[PR]
# by kakuhiro-rod | 2012-03-14 10:08 | Comments(0)

はじめに

角宏ロッドは日本の淡竹を使った中空構造のフライロッドを製作販売しております。

このブログではロッドの紹介を中心に書きつづって行きたいと思います。

どうぞよろしく御願いいたします。  
[PR]
# by kakuhiro-rod | 2012-02-20 13:38 | Comments(0)